エアコンなどの空調設備 不具合や故障しないように保守点検
空調設備及び冷凍・冷蔵機器において、7.5kw以下であれば定期点検は不要です。
しかし、保守点検を怠っても良い訳ではありません。
保守点検を含めて、日常点検には空調設備の故障防止の目的があるからです。では、詳しく見ていきましょう。
空調設備の保守点検とは?
空調設備の保守点検は平たく言えば「メンテナンス」のことです。主に、エアコンの点検や調整、補修を行うことを指しています。
空調設備の代表格であるエアコンなら、定期的に確認して、不具合や故障の原因となる部分や部品がないかチェックし、必要に応じて修理や交換をします。
この保守点検により、快適な室内環境を維持することができます。
保守について
空調設備の保守について簡単に説明すると、あらかじめ計画しておいたタイミングで定期的に行う点検を定期保守といいます。不具合や故障が起きないためには予防保守もあります。
また、空調設備のシステムに不具合が発生してしまうケースもあります。不具合の原因を取り除いて障害を修正するために行うことを事後保守といいます。
このように、空調設備の保守点検を実施することにより不具合や故障を早期に発見できます。強いては、空調設備メーカーの不良品の発生率を抑えやすくなり、品質安定化に繋げることもできます。
空調設備保守点検項目について
空調設備の代表格となるエアコンの保守点検項目について簡単にご紹介しておきます。
・本体設置状況を確認
・基礎や防振架台、吊具に異常がないかを確認
・ファン本体点検(汚れ、錆による腐食、変形、損傷、異音、振動)
・電動機の点検
・各プーリーの点検(芯だし確認)
・Vベルト点検(張り調整)
・エアーフィルター汚れ、破損、取り付け状態を確認
・熱交換器の点検
・ドレン板やドレン配管の点検
このように保守点検項目があるので、参考にしてみてください。
なお、一般家庭にも設置される空調設備エアコンのドレンパンも点検が必要になることをご存じですか。
業務用エアコンの場合には、建築物における衛生的環境の確保に関する法律によって、ドレンパンおよび加湿器の定期的な点検、清掃が義務づけられています。
ドレンホースやドレンパンの詰まりでエアコンにトラブルが起こると、水漏れなどの要因になります。エアコンを稼働させるたびに水漏れしては使用できません。
なお、ドレンパンとはエアコン内の結露水の受け皿のことです。
このように保守点検には、清掃、キャリブレーション、消耗品の交換などまで該当します。 そして、空調設備の保守点検には「日常点検」と「定期点検」の2種類があることも知っておいてください。
業者に委託
空調設備工事を請け負う会社によってアフターサービスの有無がわかれます。なかには設置のみ、という業者もいますが、メンテナンスまで一貫して行う会社も少なからずあります。自社に管理者がいない場合には、このようにアフターサービスまで請け負う会社に相談してみるのも一法です。
不具合や故障に臨機応変に対応できます。耐用年数に応じて取り換え工事なども請け負ってくれます。手間をかけたくない場合には委託も検討してみてはどうでしょう。
おわりに
空調設備のあるおかげで、室内環境は快適さを保つことができています。しかし、空調設備は経年劣化するため、メンテナンスは怠れないのも事実です。
エアコンから異音がしたら、冷房や暖房のききが悪いと感じたら不具合が生じている可能性があります。
原因を把握するために保守点検作業員に定期的にメンテナンスを依頼し、日常的にも目視にて確認するようにしましょう。
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