空調設備の法定点検とは?どれくらいのタイミングでやる?
業務用エアコンや空調設備機器に使用されているのは「フロンガス」です。
温室効果ガスとして環境負荷が大きく、地球温暖化防止のために「フロン排出抑制法」という法定点検の制定が確立しています。
空調設備による法定点検の目的について考えてみましょう。
法定点検の重要性
業務用エアコンなどの空調設備を定期的に点検することにより、部品交換をすべき箇所が発見できて、故障を防ぐこともできます。
法定点検をすると、空調設備を快適に使うことができるので、フロン排出抑制法にとらわれず、エアコンなどの空調設備を定期的に点検することは重要なことなのです。
また、空調設備機器のランニングコストの増加を抑制できるのもポイントです。
法定点検のみならず、定期的な点検を実施することで、運転効率を下げることなく、無駄な電力消費を抑えることができます。
法定点検のチェックポイント
空調設備の法定点検については、様々な項目をチェックすると得られるメリットも多々あります。
・故障や異常発生の抑制
・設備の耐用年数の延長
・計画的な設備の更新
・空調機や送風機、冷却塔点検までのメンテナンス
空調設備の法定点検の項目については、機器の異常振動や異常運転音について。機器の油のにじみ、室外機の傷の有無、熱交換器の腐食やさびなどになります。
法定点検で重要視されている「フロン排出抑制法」では、業務用エアコンなどの空調設備機器に関して、3ヶ月ごとの簡易点検を義務化しています。
さらに、一定規模以上の空調設備機器に関しては1年〜3年ごとの有資格者による定期点検を義務付けしています。
ちなみに、これまで業務用エアコンなどの空調設備機器の廃棄時のフロン類の回収の有無が定かではなかったこともあり、確実に回収の実施を行うためにこの法律が改正・施行されています。
専門業者に任せよう
一方で、管理をする企業側の負担が増加してしまうことにもなります。
フロン点検業務を万全にできる企業がどれだけあるでしょうか。
フロン排出抑制法点検の進め方が分からない、法対応のためにエアコンなどの空調設備機器の台帳管理についてなど、困りごとも専門業者が請け負うことが可能です。
全ての業務用エアコンを管理する企業に対して義務付けられた法律です。違反罰則ももちろん科せられます。
だからこそ、空調設備機器の法定点検を含めて、メンテナンスに強みのある専門業者に委託しておくと安心できます。
点検業務については、簡易点検・定期点検を行ってくれるので、先に上げたように故障の有無も防ぐことができます。
点検した内容についても、詳細な内容を記録簿として作成してから保存しておいてくれるので安心です。
もちろん、連絡・報告・相談にも強みがあります。特に報告は怠ることがありません。
万が一、フロン類の漏えいがあっても迅速対応します。算定漏えい量を報告したりも担います。
多くの場合、3ヵ月に1回以上の管理者となる企業側によるフロン点検が必要になります。
この手間暇を自社でかけるか、それとも専門業者に委託するのかは、費用面での問題もあるでしょう。
しかし、定期的な点検ですから、委託しておくと安心安全性が確立できるのでオススメです。
定期的に利用するのであれば、費用も抑えられるケースも少なくありませんからチェックしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
業務用エアコンなどをはじめ、空調設備機器は設置して稼働させるだけでは問題になります。
法令でも点検、管理を徹底することを定めています。
もちろん、それらを処分する場合にも細心の注意が必要にもなります。
安心安全性に配慮できる管理者・企業であれば、消費者からの評価にもつながるため、しっかり点検を実施しておきましょう。
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