新着情報

ー空調設備 天井に取り付ける吹き出し口とは?エアコンとの違いも解説ー


デパートなどの大型施設をはじめ、ホテルや病院、オフィスなどの天井に目線を上げると、空調設備の吹き出し口を見つけることができます。

 

しかし、空調設備とはどのようなものなのかを知らない…という方も意外に多くいらっしゃいます。そこで今回は、空調設備について解説していきます。

 

普段使用されているエアコンとの違いもご紹介するので、最後まで読み進めてみてください。

 

空調設備の種類について

ひと口に空調設備といっても、役割別に「熱源設備」「熱搬送設備」「空気調和設備」に分けられます。

 

熱源装置

加熱や冷却した空気をつくったり、捨てたりする装置のこと。ボイラや冷凍機は熱源装置になります。

 

熱搬送設備

熱エネルギーを移動させる設備です。ダクトやポンプは熱搬送設備に必要不可欠。

 

空気調和設備

冷却コイルや加熱コイル、加湿器、除湿器などのこと。空気の浄化、冷却や加熱、湿度の調整を行う空調設備です。

 

それぞれの役割により、室内環境を快適にしています。

 

空調設備の吹き出し口とは?

吹き出し口とは、空気を取り込み、排出するための出入り口です。住宅、ビル、病院など、建物内の空調設備に該当します。

 

なお、吹き出し口は天井に取り付けられるのが一般的ですが、壁や床など建物のさまざまな部分に取り付けられることもあります。

 

空調設備に必要になる吹き出し口には「アネモスタット型」「ライン型」「ユニバーサル型」「ノズル型」といった種類があります。

 

アネモスタット型

丸型や角型で、複数枚の羽根を重ねた断面が特徴です。このデザインによって、吹き出される冷気や暖熱が放射状に広がります。

 

ライン型

細長いライン状の吹き出し口です。建物の出入口やロビーなどに取り付けられることが多く、エアーカーテンとして利用されます。ライン状なので冷気や暖熱の到達距離を長くすることができます。

 

ユニバーサル型

もっとも普及している吹き出し口です。羽根の開角を自由に変えることが可能なので、拡散性能も高めです。騒音もなく、吹き出し抵抗が少なく、温度差も大きくとることができます。

 

ノズル型

ほかのカタチと比べて遠くまで風を送ることができます。天井の高い劇場や体育館などで使用される空調設備にはノズル型が採用されています。その他、室内の発熱量が多いレストランや厨房などではスポット空調として使用されている例もあります。

 

吸い込み口とは?

吹き出し口について解説していますが、空調設備には吸い込み口も必要です。この吸い込み口とは、空気や水分を取り込む目的で設置されています。

 

一般的な住宅で使用するエアコンの場合、吸い込み口はエアコンの前面上部に、吹き出し口は前面下部に設置されている製品が多いです。

 

なお、エアコンから風が出てくる仕組みは、至ってシンプルです。吸い込み口から吸った空気の温度や湿度などを調整したあとに、吹き出し口から出しているから心地良い風が出てきます。

 

エアコンについて

空調設備について解説していますが、一般家庭や業務用として設置される「エアコン」は空調設備なのか、気になる方もいるでしょう。実際にはエアコンは冷暖房設備になり、空調設備とは異なる設備です。

 

しかし、分け隔てることなく空調設備工事のひとつとして設置依頼は可能です。

 

エアコンも進化しており、付帯機能として加湿や空気清浄できるものもあります。しかし、本来の目的は温度の調整で、室内の空気を循環して熱交換するだけです。

 

一方、空調設備ならば、建物全体の大きな空間を対象にしています。いくつかの装置を組み合わせることにより、温度調整をはじめ、湿度調整、空気清浄、気流調整まで行うことができる仕組みです。

 

おわりに

いかがでしたか。単に、室内の空気を循環させるだけではない、より良い快適空間を生み出しているのが空調設備です。少しでもためになる情報であれば幸いです。

大阪府寝屋川市の空調設備工事は五領空調にご相談下さい。


会社名:五領空調

住所:〒572-0016 大阪府寝屋川市国松町14-1香里グランドコーポ104

TEL:072-814-5211
FAX:072-814-5331

営業時間:8:00~20:00 定休日:不定休

対応エリア:寝屋川市を中心

業務内容:空調設備工事

pagetop